時期ずれたネタだけど。
2004年1月23日イラン大地震への募金集めの記事とかを、バイト先でよく目にする。
震災というと私にとってはやっぱり阪神大震災がすぐに思い浮かぶ。
震災のあったとき、私は京都に住んでいて、しかも中学生ということもあり、震災は近いような遠いような出来事だった。
大学に通うようになって、校内にある震災で犠牲になった学生の碑に手向けられた花や、妙に新しい建物の多い街並みなど、震災を身近に感じるようになり、ニュースをみても、泣いてしまうようになった。
でも中学生の私にとっての震災は当時、
学校で募金を集めるというので私は母親から1000円預かっていて、
でも
「あ〜コレ募金するの500円にしたらマンガ買えるな〜」
…と思う程度だった。
テレビ画面で見た神戸の町並みや、家で感じた揺れは、どこか非現実的で、
困っている人たちのことを親身になって考えることなんてできないコドモだった。
でまぁほんとにマンガを買ったかどうかなんだけど、
そういう風に考えながら学校に行くと、教室の黒板に募金のお願いと、
クラス委員が書いた
「これはあなたの良心です!」
というでかでかとした文字があった。
そんなこといわれちゃあそのカネでマンガを買おうなんて思えやしない。
で、結局1000円募金しました。
しっかし、「これはあなたの良心です」って書く中学生も、けっこうすごくないか?
いまだに強烈に印象に残っている一言だなぁ。
コメント